発達障害・グレーゾーン|こだわりが強すぎる子どうする?原因とやさしい関わり方

発達ゆっくりさん向け|こだわりが強い子への関わり方を紹介するアイキャッチ画像 🧸 子育てのコツ

はじめに|こだわりは“困らせたい”わけではありません

毎日の生活の中で、

  • 同じ服じゃないとイヤ
  • いつもの順番じゃないと無理
  • 予定が変わるとパニック

こういう「こだわり」が続くと、
ママのほうが振り回されてクタクタになりますよね。

でも実は、発達ゆっくりさんのこだわりは
不安をおさえるための“安心行動” のことが多いです。

“わざと”でも“ワガママ”でもなく、
心を落ち着かせるために必要な行動 なんです。

ここでは、こだわりが強くなる背景と、
今日からできるやさしい対処法をまとめました。


こだわりが強くなるよくある理由

① 見通しが立たないと不安になる

ゆっくりさんは「次に何が起きるのか」が見えないと不安になりやすいです。
その不安を減らすために、
“いつも同じ流れ” にしがみつく という行動につながります。


② 変化が苦手で切り替えに時間がかかる

予定変更や突然の指示が入ると、
頭の中が混乱し、パニックになることがあります。

こだわりはその子なりの「混乱しないための自分ルール」。


③ 感覚の敏感さ(服・音・食べ物など)

  • 服のタグが気になる
  • 靴下の位置が気になる
  • においや音の刺激が強すぎる

こうした感覚過敏が、
“こだわり”として表れることはよくあります。


④ 気持ちを言葉でうまく整理できない

言語化が追いつかず、

  • どう説明すればいいかわからない
  • 「イヤ」としか言えない
  • 気持ちが整理できない

→ その結果、こだわり行動になることがあります。


家庭でできる対処法(やさしくできる工夫)

① まず“安心を増やす”のがいちばんの近道

こだわりが強い時期は、
心の中で 不安>安心 の状態になりがち。

  • 予定を先に伝える
  • 流れを一定にする
  • 新しいことは少しずつ

安心のストックが増えると、自然とこだわりは落ち着いてきます。


② “見通しのある暮らし”を作る(視覚支援が効果大)

ゆっくりさんは、
言葉より“見てわかる情報”のほうが理解しやすいタイプ が多いです。

  • 1日の流れを絵カードで見える化
  • 朝の支度を写真で貼っておく
  • 次に何をするかを示す手順表を使う

こうした視覚支援は、
こだわりの原因である “不安” を減らす大きな助けになります。

👉 絵カードを使うと、ママの声かけが少なくても伝わりやすくなります。


③ 変えるときは“予告+理由”をセットで伝える

急な変更はNG。
伝えるときは、

  • 「先にお風呂、そのあとゲームね」
  • 「今日は雨だから、いつもの公園は行けないね」

理由があると納得しやすくなります。


④ ダメなものは“代替案”で切り替えやすくする

ゆっくりさんは
「ダメ」より 「これならOK」 のほうが理解しやすいです。

  • 黒じゃないとイヤ → 紺やグレーを提案
  • 決まった順番じゃないと無理 → 「終わったら次にこれね」と視覚で示す
  • 食べ物のこだわり → 調理法や食感を変えて試す

⑤ 得意を伸ばすと気持ちが安定する

こだわりが強い子は、
好きなこと・得意なことにものすごい集中力を見せます。

これは悪いことではなく、
安心するためのエネルギーの使い方 でもあります。

得意を伸ばすことで、
日常の不安が減り、こだわりも落ち着くことがあります。


さいごにひとこと

こだわりが強い場面が続くと、
「どこまで受け入れればいいんだろう」
「これは譲っていいのかな」
と、親のほうが迷い続けてしまうことがあります。

一つひとつは小さなことでも、
毎日積み重なると、
気づかないうちに心がすり減ってしまうこともありますよね。

正解を出そうとしなくて大丈夫。
すぐに前向きに考えられなくても大丈夫。

頭の中でぐるぐるしている気持ちを、
いったん外に出して整理できるだけで、
少し距離を取れることもあります。

そういうときに使えるツールがある、
というだけでも、
ひとつの選択肢として心強いと思います。

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他の場面での困りごとにつながることもあります。

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