発達障害・グレーゾーン|“自分で決める力”を育てて自信につなげるコツ

発達ゆっくりさん向け 自分で決める力を育てるコツの記事アイキャッチ画像 🧸 子育てのコツ

はじめに

発達がゆっくりなお子さんは、
「どうしたらいいの?」「何をすればいいの?」と迷いやすく、
行動に移るまで時間がかかることがあります。

親としてはつい、
「こうしなさい!」
「早くして!」
と指示を出したくなりますが、
これを続けていると “指示待ち” のクセがつき、自信が育ちにくくなる こともあります。

でも、心配はいりません。

優しい声かけを頑張らなくても、
“自分で決める場面” を少し増やすだけで、
発達ゆっくりさんの自信はぐっと育ちます。

今回は、親がイライラしやすい日でも使える
突き放し系 × 自己決定で動ける仕組み
をまとめました。

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“自分で決める”が育つと行動しやすくなる理由


決めることで主体性が生まれる

発達ゆっくりさんにとって、
「自分で決めた」経験そのものが大きな成功体験になります。

指示される → 従う
ではなく、

自分で選ぶ → 行動する
に変わることで、
やらされ感が減り、自信が積みあがる のがポイントです。


親がイライラしていても成立する

“決めさせる” アプローチは、
優しい声かけなしでも成立しやすい方法です。

  • 機嫌が悪い日
  • メンタルがすさんでいる日
  • どうしても優しい言葉が出ない日

そんなときでも使える、
親の負担が少ない育児スタイル でもあります。


“自分で決める力”を育てるコツ


① 選択肢を2つだけにしぼる

選択肢が多いと発達ゆっくりさんは迷いすぎてしまいます。
2つだけにすることで、負担なく選べます。

■ こんな選択肢

  • 宿題は国語?算数?
  • お風呂先?ごはん先?
  • 先に片付ける?休んでからやる?
  • 靴は白?青?

「どれでもいいよ」は難しいので避けましょう。

親の気分が乗っていない日でも
“どっちにする?” の一言だけでOK。


② 失敗してもすぐ直さない

自分で決めたことは、
良くても悪くても 経験として積みあがります。

親がすぐに手を出すと、
「どうせママ(パパ)がやるんでしょ?」
という学習につながってしまいます。

■ ポイント

  • 値段の高いものでなければ、失敗経験も大事
  • 見守る時間を“10秒だけ”作る
  • できた部分だけ拾ってあげれば十分

優しい言葉はいりません。
見守る姿勢が“自分で決めていいんだ”というメッセージになります。


③ 親が意図的に“距離をとる”場面を作る

突き放し系の大事なポイント。
これは“放置”ではなく “自分でやるスペースをつくる” という意味です。

■ 例

  • 宿題の間は別室で家事をする
  • 朝の支度は「終わったら教えてね」だけ伝える
  • お手伝いは「やってていいよ」と任せる

親が口を出さないことで、
自分で判断する力が育ちます。


④ 結果より“決めたプロセス”を拾う

褒め方を工夫するのではなく、
“自分で決めたこと” を言語化してあげる ことが大事です。

■ 声かけ例

  • 「今日は自分で決めたんだね」
  • 「さっき自分で選んでたよね」
  • 「自分で決められたの、いいね」

優しい声じゃなくてOK。
淡々とした確認で十分、自信になります。


親が優しくできない日の“保険”になる方法


“自分で決める仕組み”があると育児が止まらない

親の気分がどうであれ、
選択肢や見通しが整っていれば、
育児はスムーズに進みます。


親のイライラを減らす効果もある

決定を子どもに委ねることで、
「早くして!」と急かす場面が減ります。

結果、
親の心の余裕が戻りやすい=自信UPの連鎖
を生む良いサイクルになります。


まとめ

  • “自分で決める” は成功体験の第一歩
  • 選択肢は2つにしぼると決めやすい
  • ダメでもすぐ直さない
  • 親が距離をとる=自分でやるスペースになる
  • 優しい声かけを頑張らなくても自信は育つ
  • 主体性が育つと、毎日の行動もスムーズになる

子どもが迷いやすいときこそ、
決める場面を少し増やすだけで劇的に変わります。

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